未分類

未分類

【1章】馬鹿になっていく世界の中で

~つまらない時代のつまらないヒーローたち~  記憶している人はほとんどいないと思うが、今から20年ほど前に『つまらない時代のつまらないヒーローたち』というタイトルのホームページがあった。フェイスブックやツイッターやユーチューブ等のSNSが全...
未分類

【2章】人間には「質」の違いが存在する

~「勝ち組」であることの資質~  今の時代の中で常に生きにくさを感じ、「勝ち組、負け組」という言葉を平気で口にできる人間たちに知的な嫌悪感を抱き、しかし決して今の時代の主役にはなれず、自分を否定的にしか感じ取れないでいる人々。回りには秘めて...
未分類

【3章】「心の型=人間の質」を生み出す価値意識

~意識の発生基盤にある価値評価の働き~  生命が生存のために、まわりの環境世界に対しておこなうこの本能的な価値評価の反応現象は、「意識」発生以前の、「意識」形成のための原型的基盤だと考えることができる。ここを基盤にして、おそらく生命は進化の...
未分類

【4章】すべての人間が持っている『内的価値評価表』

~遠近法的な価値の位階構造とは~  価値意識が人間の「心の型」を作る骨格となり、それが「人間の質」を決定付けていくということに関連して、ニーチェは人間の具体的な心的構造を考察しながら、「遠近法的な価値の位階構造」という興味深い考え方を示して...
未分類

【5章】「衝動」が「価値」を決める

~内的価値評価表を根底で生み出している「衝動」の存在~  「人間の型」さえ作り上げていく強い作用性を持った「内的価値評価表」であるが、価値評価意識が単独で、この「内的価値評価表」を作り上げているのではないと、とニーチェは考えている。価値評価...
未分類

【6章】共有された価値評価表が「現実世界」を生み出す

~内的価値評価表の共有~  本来、「内的価値評価表」というものは、個々人の心の中に生まれ、形成されるものであり、一人ひとりの個性が違うように、一人ひとりの「内的価値評価表」の内容も、それぞれに違うものである。 しかし、内的価値評価表の最上位...
未分類

【7章】「金銭的利害」にもとづいて作られる人間関係

~経済的価値によって判断される人間たち~  経済的価値、金銭的価値だけが一切であるという価値世界の在り方は、人間の質の低下、人間自体の退化現象を生じさせるだけではない。このことよりも、もっと深刻な変質現象を、人間の世界それ自体に生じさせてい...
未分類

【8章】経済的困窮は人間としての死である

~お金によって幸福は買える~  社会的成功者や有名人にとっての関係性世界だけが、金銭的利害を基盤にして成り立っているわけではない。さきほど取り上げた男性のコメントにもあったように、たがいがたがいを支え合い助け合うための最後の砦である「家族」...
未分類

【9章】「つながり合い」が生み出す力

~支え合って生きることはそんなに難しいことだろうか?~  経済的困窮に陥ることはそのまま人間としての死そのものであるというこの感覚が生まれてくるのは、経済至上の価値世界の中では、至極当然のことである。そして、一部の富裕層や社会的成功者ではな...
未分類

【10章】今の人間の文明は「反知性的」である

~人間における「物欲衝動」と「共生衝動」〜  共生を求め、たがいにつながり合おうとし、たがいに共感しあおうとする意識の働きとは、個我領域にだけ限定されていた自己意識領域が、自分以外の他の心の領域に向かって大きく広がり、変容していく現象だとい...